2010年5月30日日曜日

最近思った事

黒須先生のUXは3つのフェーズに分かれており、
1)Expectancy(期待感)
2)First Impression(第一印象)
3)Long term use(長期使用)
この期待感、トライポッドデザインの中川さんの期待学とは同じなのかなー
ってのと
心の構造化の話していた訳ではないけどその話をしていた時のコンセントの長谷川さんは人と神話の話しで例えて世界中に色々人がいて、神話も必ずあって・・・・その共通のなんとかかんとか・・・・とにかく
その時に「ジャスパー・モリスのデザイン」の最初に書かれていた深澤直人氏のノーマル、スーパーノーマルの考えが頭に浮かんで、

どうでもいいくらい普通でありながら、誰もがペンらしいと思う、そして結局はよく使ってしまっていると言う所にノーマルの概念はあった。私はこのペンを良く使っているわけでもないのに、その細部を熟知していた。
差し出されたそのペンをとてもペンらしいと思った。

この話で言うと、深澤さんのペンと長谷川さんで言う人と神話、同じなのかなーって思った。
でも改めて「ジャスパー・モリスのデザイン」に書いてある事を読むと
ノーマルは長い間人間によって抽出されたエッセンスが凝縮したものと言うこともできるし、よけいなものが削り取られて風化した、生活の中で残ってきた必然の姿である。
と書いてある。
と言う事は、あのとき長谷川さんは人間には時代や場所が違うけど何か同じもの(神話)を作っているからその心の中には何か共通したものがある。だから人の心も構造か出来るのではないか?と言ってたと思うので
そう考えたら、深澤さんのノーマルとは違うなと思いました。
図にしてみると
深澤さんのこの本で言うノーマルは水色の共通認識の部分
長谷川さんの言いたかった事は、外枠の色んな人が神を創造していると言う行為

だと思ます。
ちなみにスーパーノーマルとは人がデザインと触れ合うときの違和感やそれがつくり出す刺激ではなく、人とものが長い間に解け合ってきた、感触の再生であって、その馴染んだ感触を今という時代と環境に置き換えて再構築するものらしいです。

あと私はイノベーションに興味があって、イノベーションを達成するための手法を考えたかったんですが、私はUX=イノベーションだと思ってます。
そう考えると
IDEOも言っていますがイノベーションを起こすための基本的ステップは
理解ー観察ー視覚化ー評価とブラシュアップー実現
があります。でもこのステップはHCDと同じなので私がやりたい事はもうあるじゃん!!
て思いました。
じゃあどうしよって考えて、
この観察から視覚化までの流れをもう少し細かくしました。すると
観察ー発見ー気づき(まとめ)ーアイデア展開ー視覚化
だいたいこんな感じにできると思います。
そしたら発見からの気づきが大事でその気づきが間違っていたらその後のアイデア展開、評価とブラシュアップがいくら良くても、方向が違うので結果が変わります。
だから観察、発見から気づきを正確に行う方法みたいなのを考えたいのですがこれは、ケース・バイ・ケースなので方法としては確立しないのではないかと思いました。
あと今考えてたらこんな単純じゃないなとおもって新しい図が出来ましたこれはめんどくさいので書きません。
ってことで先生に相談しよって思いました。

あと日テレのMotherってドラマが面白いです。松雪泰子のファンじゃないけどこれ見てファンになっちゃいそうです。
ってか鈴原 奈緒(松雪泰子が演じている役)のファンって感じです。



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