2010年5月27日木曜日

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今回のデザインのイノベーション論はリチャード・サッパー氏
リチャード・サッパーと山崎先生はIBM時代からの付き合い。
サッパー氏はミュンヘン大学で経済を学んだ後、ベンツに入りバックミラーのデザインした後、ジオ・ポンティ氏の事務所に勤めそこで色々やって、マルコ・ザヌーソと意気投合して15年間ダッグを組んでフリーランスになって今になった
という経歴。大雑把に言うとね
でそこから色々話しをして
俺なりにまとめると
リチャード・サッパーやマルコ・ザヌーソのデザインは形はシンプルなんだけどディテールは複雑のような感じ。
目にはシンプル、造形は複雑
細かいディテールで勝負
興味を持たせる
つまりシンプルだけど興味のある造形。これが出来ればIF賞も夢じゃないってこと
でも実際にそうやってデザインするのは難しいってこと
現在みてもブリオンベガのBlack TVやFD 1102は古くさく感じないし凄い。
というのも
イタリアと日本、アメリカはデザインの仕事の仕組みが違うらしい。
イタリアなどはライセンス契約でだから売れないと、売られないと、お金にならない
したがって一つのデザインを作るのに3〜5年調査をして作り上げる。そして10年は売られる製品を作る。
一方日本やアメリカなどはデザイン料でお金を稼ぐためにコンスタントにデザインを作り続けなければ行けない、例えば携帯電話の3ヶ月に一度の新機種投入、車の4年に一度のモデルチェンジなど。
この違いが古くさく感じないデザインに結びついいているんだと思う。




写真はサッパー等のデザインした製品。研究室にいっぱいあるので実際に視て触れれると凄い考えられている事がわかる。







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