2010年6月20日日曜日

デザインイノベーション論

今回のデザインイノベーション論は
前回Zibaの平田さんにだされた課題の改善提案。
私はソニーに対して「ソニ男」プロジェクトの提案を行いました。
コンセプト:歩く広告塔
対象:社長
プロジェクトの主要メンバー:ソニーデザイン部の方々
目的:ソニーのブランド価値上昇、デザイン部の宣伝、優秀な学生ゲット
簡単に言うと
ソニーに対するブランディングで
エモーショナルブランディングから
アップルのステーブ・ジョブス的なアイコニックブランディングへと言う提案です。
アップルの製品を買う人は製品自体の魅力だけでなく、少なからずステーブ・ジョブスのファンもいるはずです。しかしソニーにはそういった魅力のある人がいません(もしくは表に出ません、そして過去にはいたと私は思いますが)なので、ソニ男を作り上げて、ソニ男のファンを増やし、ソニーの価値を上げていこうと言うものです。そのためにはまずは社長からソニ男になって貰おうということです。このソニ男のプランナーはソニーデザイン部の方々なので、ついでにソニーデザイン部の宣伝にもなり、コレをきにソニーデザイン部に興味を持った学生がたくさん就職希望者となり優秀な学生ゲットと言う訳です。
*ソニ男とは・・・ソニー商品を好み、仕事ができてユニークな人です。つまりソニー好きの変人です。


まぁなんて言うか私の中でソニーにはあまり自由なイメージが無いので、こういうちょっと変わった事もやっていると言う事を大衆に知らせて、会社全体を、アメリカシリコンバレーって言葉を聞いたときに思い浮かぶ自由さ、みたいのをソニーの会社にも植え付けさせようってことです。
つっこみ所はいっぱいあるし、言い訳すると講義の5分前くらいに作ったやつだし、何も調べないで考えたやつだし、ソニーをスニーに間違えちゃったし。

それでも、面白いと思うんだよなー
電車の中で「ソニ男、始めました。」って広告があったら。絶対気になんじゃん







特別講義

今回の特別講義はIAMASの小林茂先生
小林先生はGainerやFunnelを作った凄い方。
小林先生は現在、慶応義塾大学の大学院メディアデザイン研究科の後期博士課程の社会人コースにも行っている。
本当に凄い。
講義の内容はArduinoを使ったワークショップ。
の前にちょっとIAMASでの活動やGainerを使った事例紹介などを行いました。
ワークショップは本当に面白くてGainerよりArduinoの方が簡単かもとか思っちゃいました。
小林先生は時間がないから早めに説明するとか言っていましたが、とても分かりやすく、教えるのが上手だなと思いました。
あとArduinoは裏にイタリアの国土のマークが入っていてかっこ良かったです。
イタリアはこうゆうとこにも手を抜かないのですね、やりますねイタリア。
写真の説明?
そんな事は面倒なのでいたしません。さようなら。

2010年6月14日月曜日

イメージソース

今回の特別講義はI M G S R Cの小泉望聖さん

そして今回の講演のおさらいをすると
情報洪水によって従来の広告手法が効きづらくなっている
およそ10年前より540倍もの情報量が晒され、
人々の広告反応への鈍化が進んでいる。メディアの選択肢も過剰化し、消費者の24時間以内の時間の奪い合いが進む。同業他社の広告だけでなくテレビ番組、DVDやゲーム、音楽などがライバル。情報へのアクセスも簡単になり、もはや企業の言うことを鵜呑みにしない。
効く広告にするための「自分化」
広告の膨大な情報の中に浮かぶ他人事。普通に手法、普通のコンサルポイントでは、普通にスルーされるだけ。一方で感情を揺さぶられほどの体験や、人に伝いたいほどのネタは自分事化しやすい。また口コミ、ニュース化が起こりやすく、爆発的な伝播に繋がっていく。
デジタル広告の可能性
デジアルが持つ本来の特性「双方向」(インタラクティブ)を最大限活用し、コミュニケーションを設計できる。デジタル広告は従来の区分けされた広告領域をまたいで、新しいクロスメディアコミュニケーションを実現する。
デシタル広告におけるデザインコンセプト
有形、無形のデザイン領域がある。デザイン領域は大きく分けて3つに分けられる。最も重要なのはコミュニケーションデザインによって決まる。
・コニュニケーションデザインのデザインコンセプトはクライアントの与件の解決からスタートする。
・フロントエンドのデザインは各メディアの特性も依存する。
・バックエンドのデジタル広告は効果測定にも絡む重要なパートである。
重要視すべき2つのポイント
第一のポイントは「クライアントの要望、課題の解決」ここが成立しなければ本末転倒。
第二のポイントは「ユーザーメリット」ユーザにとって何らかの価値がなければ、振り向いてさえもらえない。望むらくは、クリエイティブジャンプもほしい。

Ziba Tokyo

今回からのイノベーション論はワークショップ形式?で
今回はZiba Tokyoの平田さん
平田さんは問題点をポジティブに言う話と誰を説得するのかと言う話をしてくれました。
平田さんはとあるオフィス用品会社との例を上げて分かりやすく説明してくれました。
その会社には色々と問題点があり営業部の方は今が売れているからその問題点に気づいていないそこで平田さんはhight design hight value をコンセプトにして、「デザインで¥1000儲ける」をキャッチコピーに問題点をポジティブに指摘していった。
この問題点をポジティブに言うとは、ここを直した方がほうがいいんじゃないと言うのではなく、ここを直したらもっとこれだけ儲かりますよと指摘いていく感じでした。
またピータ・ドラッガーの5つの質問を自分に投げかけ、本当にこれで良いのかを確認する感じでやると言う事でした。
5つの質問とはこんな感じ
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
そしてポジティブに言うってやつと5つの質問をやつを考え、来週は自分が行きたい会社の問題点とデザインでの解決策を考えて5分プレゼンするらしいです。


2010年6月5日土曜日

デザインイノベーション論と特別講義

授業前先生がデザインイノベーション論の主旨みたいなのを話してました。それによると
デザインのベーション論とは新しい考え方を生み出すのはもちろんの事、人間としてのあり方、社会としてのアプローチを学んでほしい、またデザインする上でデザイン手法、作品だけでなくそのデザイナーの人間性も必要という趣旨らしいです。
先生が言った事とちょっと違うような気もしますが
とりあえず、その話を聞いたときなんかいい話を聞いたような気がしました。
今回のデザインのベーション論は佐藤雅彦氏
佐藤さんは最初電通に入社
その後、転局制度の試験を受かり電通クリエイティブに移動
しかし仕事が無かった。
そこで2年間CMを構成するルールを研究、自分にセンスがないのでルールを見つけ出すことにひたすら没頭。
そしたらたまたま1988年 湖池屋ポテトチップスの仕事が入ってきて
転局して33歳で初めて仕事。その後はね、見てわかるように大成功。
まぁまとめると
自分のルールを作る
準備をしっかりする
ってこと


特別講議、今回は澄川伸一さんが来てくれました
経歴は
千葉大学工学部 工業意匠学科卒業 
1984 ソニー株式会社入社 オーディオ機器・テレビなどのデザイン担当
1987 渡米 Sony America Design Center勤務  ウオークマン/ラジオなど北米向けデザイン
1991 帰国 ソニー本社デザインセンター ウォークマン、ヘッドフォンなどのデザイン
1991 12月退社、30歳を機に半年間の世界一周

1992 澄川伸一デザイン事務所設立
な感じです。
メモをすると
とにかく1回はでかい会社に入って数年経験してみる、大きな会社は営業や製造のラインも知る事ができる。(私も知りたい)
デザインする上でデザイン以外のことを経験した方が良い。(なるほど、勉強になります)
借金してでも旅行したり趣味に没頭したりするのも良い経験。(借金する勇気がありません)
周りのもの全てをデザインしたいと思ったから独立した。(将来私も独立します。)
デザイナーは体が大事。(気おつけます)
締め切りは前倒しにしてやった方がいい。(かしこまりました。)
海外の学生は売り込みが強い。特に最近オランダの学生が凄い、学生レベルではない。(打倒オランダ)
以上が講義のプレゼンをする前の話でこの時点でだいぶ澄川さんの話にのめり込んでいました。
講義のプレゼンの内容はアイデアの出し方みたいな話でした
ブルーノ・ムナーリのファンタジアって本の
ファンタジアがどうやって生まれるのか、を例えを現代版にしてもう少し分かりやすくしたような感じでした。
話は変わりますが最近私は本を読むようにしています。
正直、読書は嫌いで卒業研究や修士論文の為に読んでいたのですが、読んでいると面白い本がある事に気づき読むようになってしまいました。
すると読みたい本はたまる一方でなかなか進みません、そんな事はどうでもいいのですが
本を読むようになると人の話を聞いた時に、この話はあの本でも同じような事と言っていたなと思うようになりました。
今までそんな事がなかったのでこの経験が新鮮で、ただこの”新鮮”だと言う事が言いたくてだらだら書きましたすいません。
そう、あと3月に引っ越してからDVDを見るように心がけました。
週3〜5本は借ります。映画を見れば何か自分のためになるかなーと思って始めたのですが効果はあるか分かりません。でも楽しいですね映画。多分この習慣は一生続く気がします。
最後に昔、人間は生まれてから知ることを欲する見たいな言葉を聞いた事があります。
本を読んでいるとそう思う事があります。
何がいいたいかと言うと私の知的好奇心がとどまる所を知らないってことです。