2010年6月5日土曜日

デザインイノベーション論と特別講義

授業前先生がデザインイノベーション論の主旨みたいなのを話してました。それによると
デザインのベーション論とは新しい考え方を生み出すのはもちろんの事、人間としてのあり方、社会としてのアプローチを学んでほしい、またデザインする上でデザイン手法、作品だけでなくそのデザイナーの人間性も必要という趣旨らしいです。
先生が言った事とちょっと違うような気もしますが
とりあえず、その話を聞いたときなんかいい話を聞いたような気がしました。
今回のデザインのベーション論は佐藤雅彦氏
佐藤さんは最初電通に入社
その後、転局制度の試験を受かり電通クリエイティブに移動
しかし仕事が無かった。
そこで2年間CMを構成するルールを研究、自分にセンスがないのでルールを見つけ出すことにひたすら没頭。
そしたらたまたま1988年 湖池屋ポテトチップスの仕事が入ってきて
転局して33歳で初めて仕事。その後はね、見てわかるように大成功。
まぁまとめると
自分のルールを作る
準備をしっかりする
ってこと


特別講議、今回は澄川伸一さんが来てくれました
経歴は
千葉大学工学部 工業意匠学科卒業 
1984 ソニー株式会社入社 オーディオ機器・テレビなどのデザイン担当
1987 渡米 Sony America Design Center勤務  ウオークマン/ラジオなど北米向けデザイン
1991 帰国 ソニー本社デザインセンター ウォークマン、ヘッドフォンなどのデザイン
1991 12月退社、30歳を機に半年間の世界一周

1992 澄川伸一デザイン事務所設立
な感じです。
メモをすると
とにかく1回はでかい会社に入って数年経験してみる、大きな会社は営業や製造のラインも知る事ができる。(私も知りたい)
デザインする上でデザイン以外のことを経験した方が良い。(なるほど、勉強になります)
借金してでも旅行したり趣味に没頭したりするのも良い経験。(借金する勇気がありません)
周りのもの全てをデザインしたいと思ったから独立した。(将来私も独立します。)
デザイナーは体が大事。(気おつけます)
締め切りは前倒しにしてやった方がいい。(かしこまりました。)
海外の学生は売り込みが強い。特に最近オランダの学生が凄い、学生レベルではない。(打倒オランダ)
以上が講義のプレゼンをする前の話でこの時点でだいぶ澄川さんの話にのめり込んでいました。
講義のプレゼンの内容はアイデアの出し方みたいな話でした
ブルーノ・ムナーリのファンタジアって本の
ファンタジアがどうやって生まれるのか、を例えを現代版にしてもう少し分かりやすくしたような感じでした。
話は変わりますが最近私は本を読むようにしています。
正直、読書は嫌いで卒業研究や修士論文の為に読んでいたのですが、読んでいると面白い本がある事に気づき読むようになってしまいました。
すると読みたい本はたまる一方でなかなか進みません、そんな事はどうでもいいのですが
本を読むようになると人の話を聞いた時に、この話はあの本でも同じような事と言っていたなと思うようになりました。
今までそんな事がなかったのでこの経験が新鮮で、ただこの”新鮮”だと言う事が言いたくてだらだら書きましたすいません。
そう、あと3月に引っ越してからDVDを見るように心がけました。
週3〜5本は借ります。映画を見れば何か自分のためになるかなーと思って始めたのですが効果はあるか分かりません。でも楽しいですね映画。多分この習慣は一生続く気がします。
最後に昔、人間は生まれてから知ることを欲する見たいな言葉を聞いた事があります。
本を読んでいるとそう思う事があります。
何がいいたいかと言うと私の知的好奇心がとどまる所を知らないってことです。








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