2010年5月29日土曜日

特別講義

今回の特別講義は産業技術大学院大学の福田哲夫氏。
福田さんは去年もスケッチのワークショップを行いに来て今年で2回目。
去年はすこし固い感じがしいていましたが今年は一晩寝かしたカレーみたいにまろやかなっていました。
福田さんは新幹線の車両デザインで有名です。
特にN700系 通称かものはしの話をたくさんしてました。
今まではFunction + function = Formでしたが
かものはしは Form + Form = Function で出来ていると言っていました。
新幹線は脱線したら困るけど福田さんの話はだっせんした方が色々聞けてとても楽しかったです。
話の内容は5部構成で
1.デザイナーとして・・・・・モノのデザインから環境へ
2.美しいカタチ・・・・・有機的形態と機能の融合
3.風・音・光・・・・・新幹線のデザインコンセプト
4.旅のしつらい・・・・・客室空間と快適サービス
5.まとめ・・・・・日本の美意識と色彩感覚
でだいたい話が進んでいきました。
福田さんは環境の大切さ
美しく魅力的なものづくりを通じて快適な暮らしが大事だと言ってました。
後最近は孫を見ていると原点が見れるなとも言ってました。危ないものは作ってはいけないと...感じるそうです。
少しメモした事をかくと
安全性から安心感へ
機能と感性の融合
デザナーは品質管理のためにいる、自分のデザインには責任を持つ
自分の中のアンテナを多く張り巡らせる、ポイントはコミュニケーション
多くの人にあって色々話をすること
本を読んでも良いが体験した方が良い

写真は福田さんが黒板で学生の質問に黒板にスケッチを描いて説明している所。
講演の後の懇親会はとても楽しく、福田先生はお酒が大好きだとわかりました。
お酒は飲むのではなく嘗めるように飲むらしいです。耳に痛いお言葉です(笑)
懇親会の最後のほうに講演では見せていないスライドを見れたりとても楽しい時間でした。


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